海外旅行に行く際、万が一のケガや病気に備える「海外旅行傷害保険」は欠かせません。しかし、近年はクレジットカード付帯保険の「自動付帯」から「利用付帯」への切り替えや、70歳以上の年齢制限強化など、保険環境が大きく変わっています。
これらの変化により、多くの旅行者が「どの保険を選べばいいのか」「本当に安心できる補償とは何か」で悩んでいます。そこで本記事では、私が実際に見直しをして辿り着いた、「自動付帯で傷害・疾病治療費用の合計が1000万円を超える」おすすめのクレジットカード3枚を詳しく紹介し、その重要性と選び方を解説します。
なぜ補償額1000万円超えが重要なのか？
海外での医療費は国や地域によって大きく異なります。特にアメリカでは医療費が高額で、入院や手術では数百万円から一千万円以上かかることも珍しくありません。
ヨーロッパやアジアでも医療費は決して安くなく、十分な補償額がないと自己負担が増えてしまいます。また、多くのクレジットカード付帯保険は70歳以上に年齢制限を設けており、補償が受けられなかったり補償額が減るリスクもあります。
そのため、「傷害治療費用・疾病治療費用の合計が1000万円以上」で、なおかつ「年齢制限がないか緩やか」な保険を選ぶことが、安心して海外旅行を楽しむために非常に重要なのです。
知っておきたいポイント：治療費用補償の合算について
多くのクレジットカードの海外旅行保険における傷害・疾病治療費用補償は、1枚あたり200万円〜300万円程度が一般的です。
そのため、治療費用補償を1000万円以上にしたい場合は、複数枚のカードを併用して補償額を合算する方法をとる必要があります。
一方で、死亡・後遺障害補償は多くの場合、最も高いカードの最高補償額が適用されるため、合算はできません。
このことを踏まえ、治療費用補償の合計額が充分になるよう複数カードの組み合わせを意識して選ぶことが、賢い海外旅行保険の選択です。
実際に見直して比較した「自動付帯カード3選」紹介
エポスプラチナカード
エポスプラチナカードは、自動付帯で傷害治療費用・疾病治療費用ともに最高３００万円の補償があります。特に年齢制限がなく、高齢者でも安心して使える点が魅力です。
住信SBIプラチナデビットカード
住信SBIプラチナデビットカードは、自動付帯保険が充実し、傷害治療費用が最高1000万円、疾病治療費用が、最高700万円となっています。こちらも年齢制限はなく、サポート体制の良さも評価されています。
JAカード
JAカードのプラチナカードも自動付帯が特徴です。地域独自の補償サービスがあり、傷害・疾病治療費用の補償額も１事故、１疾病の限度額は、200万円です。
見直して得た安心感と今後の海外旅行への活用法
これらのカードを選ぶことで、万が一の医療費負担を心配せずに海外旅行を楽しめる安心感が得られました。特に年齢制限がないカードは、高齢者の私にとっても大きな安心材料です。今後は、これらのカードをメインに使いながら、補償内容を定期的に確認し、旅行前の準備に役立てていきたいと思います。
まとめ
海外旅行傷害保険は、安全で快適な旅のための重要な備えです。補償額が十分で、年齢制限のない自動付帯カードを選ぶことで、安心感が格段に向上します。
本記事で紹介したカードを参考に、ご自身の保険内容を見直してみてはいかがでしょうか。また、クレジットカードの付帯保険については、よく変更になることがありますので、公式サイトで最新情報の確認を忘れずに行ってください。
なお、今回紹介した３つのクレジットカードの取得や申し込み方法については、別記事として投稿する予定です。
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