Mac環境下でも電子申請はできるとアナウンスが結構されていますが、実際のところどうなんだというのが投稿の目的です。今回は、「前準備」段階編です。
Mac環境下でのe-Gov電子申請
Mac Book Proなどで仮想ソフトなどを使ってWindowsを動かすことはできます。しかしながら、なぜ、こんな検証投稿を考えたのかは主に次の2つのことが原因です。
- 電子申請は、Mac環境のみでは、まだほとんど動かない
- 業務ソフトについても、まだWindowsでしか動かない
「業務ソフトについても、まだWindowsでしか動かない」ことについては、ベンダーの状況を注意深く見守るしかないのが実情です。ところが、一方で、電子申請については可能であるというアナウンスが結構されていることも事実なので、実際のところどうなんだという検証を行うことにしたわけです。
e-Govでの電子申請の前準備
検証は電子申請の前準備と年金事務所等への実際の手続きの2つについて行おうと考えていますが、まず最初は「前準備」についてです。なお、年金事務所等への実際の手続きについては、後日、一つ一つ行った後にその検証結果を投稿してゆきたいと考えています。
では、Mac環境下でどうなか、一つ一つ見ててゆくことにします。なお、Macについては、2021年7月に購入したM1 Mac miniを使うことにします。このMacminiは、まだ、Windowsで動くように設定はしておりませんので、検証にはちょうど良いと考えたからです。
e-Govでの電子申請の前準備には、次のような段階があります。
- パソコン・インターネットの準備
- 電子証明書・GビズIDなどの準備
- e-Govアカウントの準備
- ブラウザの設定確認
- 電子申請アプリの確認
パソコン・インターネットの準備
パソコンはMac miniですが、インターネット接続についても既に設定済みです。従って、検証の必要はありません。
電子証明書・GビズIDなどの準備
現在、私は社労士などの電子証明書、マイナンバーカード、GビズIDをすでに持っていますので、Mac環境下で検証するとしたら、電子証明書の設定とICカードリーダーの設定になると思います。
e-Govアカウントの準備
e-Govアカウントについては、GビズIDでログインするつもりですので、既に完了しています。ただ、GビズIDでログインできるかどうかの検証は必要と考えます。
ブラウザの設定確認
Macでのブラウザについては、Safariを使う予定です。e-Gov電子申請のサイトでは、Mac OSでも可能とありますが、これも検証が必要だと考えています。
電子申請アプリの確認
電子申請アプリケーションのダウンロードでもMac OS版がありますので、可能だと思いますが、やはり検証が必要です。Mac miniのCPUがM1というのも気になるところです。
結果は成功でした
e-Gov電子申請アプリをインストールして、GビズIDでログインできれば、後は手続き可能かどうかだけなので、次の具体的手続きの検証に進めますので、まずこの事を検証、確認したところ、問題なく出来ました。成功です。
なお、私の場合、個人事業主でもありますので確定申告の時に、マイナンバーカードを使って申告を行います。このマイナンバーカードを使う時には、ICカードリーダーで読み込むのですが、ICカードリーダーがMac対応かが問題になります。
そこで、私が現在使っているICカードリーダーは、SONYのRC-S380というものですが、ネットで調べたところ、Macには非対応であることが判明しました。そこで、M1 Mac対応のものを探し、購入してから検証したいと思います。
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