2026年5月のドル円取引結果をまとめておきます。
5月は、4月末からの為替介入の余波もあり、正直なところ、あまり積極的には仕掛けにくい月でした。
ドル円は大きく崩れるわけでもなく、かといって素直に上に抜けるわけでもない。
160円台を意識する水準まで近づきながらも、どこか上値に壁があるような展開でした。
それでも結果としては、月目標としている2.5%を上回ることができました。
これまでの月がかなり良すぎた面もあり、5月のような相場こそ、むしろ通常運転に近いのかもしれません。
5月の取引結果について
5月は、介入の余波を受けて、仕掛けはあまりできませんでした。
4月末から5月初めにかけて、為替介入とみられる動きがあり、ドル円はいったん円高方向へ大きく戻されました。
そのため、単純に「円安方向へ仕掛ければよい」という月ではありませんでした。
ただ、月全体を振り返ると、ドル円の基調そのものは大きく崩れていなかったと思います。
円高方向への急落はあったものの、その後はじわじわと値を戻し、月末には再び159円台まで戻ってきました。
個人的には、5月の相場は、次のように感じました。
「円安トレンドは残っている。しかし、160円付近には介入警戒という見えない壁がある」
このため、大きく取りに行くというよりも、小さく仕掛けて、小まめに利確することを意識しました。
結果として、派手さはありませんでしたが、月目標の2.5%を上回ることができたので、5月としては十分だったと思います。
5月のドル円相場の流れ
2026年5月のドル円は、一言でいうと、次のような月でした。
為替介入でいったん円高に戻されたものの、月末には再び159円台まで円安が進み、160円を意識する展開に戻った月
日銀の外国為替市況を見ると、5月1日の東京時間17時時点では、ドル円は156円61〜63銭でした。
この日のレンジは、155円50銭から157円32銭です。
その後、5月15日には17時時点で158円44〜45銭、5月19日には159円03〜05銭まで戻りました。
そして、月末の5月29日には、17時時点で159円26〜28銭となっています。
つまり、5月初めはいったん155円台まで円高に振れたものの、月末にかけては再び159円台まで戻したことになります。
この動きを見ると、介入によって一時的に円高には動いたものの、円安の流れそのものが完全に終わったわけではなかったと考えています。
5月は「動かない相場」に見えた
5月は、数字だけを見ると、155円台から159円台まで動いています。
しかし、実際に取引している感覚としては、あまり取りやすい相場ではありませんでした。
理由は、上に行きそうで行かない。
下に崩れそうで崩れない。
そんな展開が多かったからです。
特に160円が近づくと、為替介入への警戒感が強くなります。
実際に介入があるかどうかは、その時点では分かりません。
ただ、市場参加者が「160円を超えると、また介入があるかもしれない」と意識しているだけで、相場の上値は重くなります。
その意味では、5月のドル円は、円安方向の力は残っているものの、160円付近に心理的な壁があった月だと思います。
5月も守った4つの取引原則
5月も、これまでと同じく、自分なりの4つの原則を守ることを意識しました。
基本トレンドを決めてから仕掛ける
まず、基本トレンドを円安に置くのか、円高に置くのかを決めます。
5月については、介入後の反動はあったものの、基本的には円安トレンドがまだ残っていると考えました。
ただし、160円付近では介入警戒があるため、強気一辺倒にはしませんでした。
前週の終値を参考にしながら、1週間単位で考える
短期の値動きに振り回されすぎないように、前週の終値を参考にしながら、原則として1週間単位で仕掛けを考えました。
毎日の値動きだけを見ていると、どうしても焦りが出ます。
しかし、週単位で見ると、相場の流れが少し落ち着いて見えることがあります。
5月のように、介入警戒で上下に振れやすい月ほど、この考え方は大事だったと思います。
小まめに利確する
為替は、円安にも円高にも動きます。
特に5月は、160円付近で上値が重くなりやすい相場でした。
そのため、大きく伸ばすよりも、小まめに利確することを意識しました。
結果として、大きな利益を一気に取る月ではありませんでしたが、積み上げる形で月目標を上回ることができました。
逆方向に動いても破綻しない資金管理をする
一番大事なのは、予想と逆方向に動いても破綻しないことです。
為替相場では、どれだけ考えても、必ず予想外の動きがあります。
5月のように、為替介入という大きな材料がある月は、なおさらです。
だからこそ、資金管理を崩さないことを最優先にしました。
利益を伸ばすことも大事ですが、それ以上に、退場しないことが大事です。
6月以降の注目点
6月以降の注目点は、大きく3つあると考えています。
1つ目は、160円台に乗せたときに再び介入があるか
5月は、大規模な為替介入が行われた月でした。
そのため、今後も160円台に乗せた場合、市場は再び介入を強く意識すると思います。
ドル円が160円を超えていけるのか。
それとも、160円付近で再び押し戻されるのか。
ここは6月以降も大きなポイントになります。
2つ目は、日銀の金融政策
6月には、日銀の金融政策決定会合があります。
利上げがあるのか。
あるいは、利上げを示唆するような発言が出るのか。
日銀の姿勢によっては、円高方向に動く可能性もあります。
ただし、仮に利上げ期待があったとしても、米国側の金利やドルの強さが残っていれば、円高が一方的に進むとは限りません。
3つ目は、中東情勢と原油価格
中東情勢と原油価格も、引き続き注意が必要です。
原油価格が上がると、日本にとっては輸入コストの上昇につながります。
これは、円安材料として意識されやすいと思います。
一方で、中東情勢が落ち着き、原油価格も安定してくれば、円安圧力が少し弱まる可能性もあります。
5月のまとめ
2026年5月は、派手に利益を伸ばす月ではありませんでした。
介入の余波があり、160円付近には警戒感もありました。
そのため、仕掛けは慎重にならざるを得ませんでした。
ただ、それでも月目標の2.5%を上回ることができました。
これは、無理に取りに行かなかったこと、そして今までの4原則を守ったことが大きかったと思います。
5月の取引を一言でまとめるなら、次のようになります。
介入警戒で上値は重いが、円安トレンドそのものはまだ崩れていない。だからこそ、大きく狙わず、小まめに利確しながら堅実に積み上げた月。
今後も、基本トレンドを見ながら、無理をせず、破綻しない資金管理を最優先にして取引していきたいと思います。
※この記事は、私個人の取引記録と相場の振り返りです。投資判断を推奨するものではありません。

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