2026年7月のFX運用結果を振り返ります。
7月からは、これまで中心に取引していたドル円から、豪ドル円へと取引対象を変更しました。
その結果、7月は月間3.4%のプラスとなり、目標としていた「月間3%以上」を達成することができました。
一方、7月末には急激な円高が進み、日本政府による円買い介入が行われた可能性が高いとみられています。
一部のポジションを維持したまま8月を迎えることになりましたが、相場が予想と反対方向に動いた場合でも耐えられるよう、資金管理には十分な余裕を持たせています。
ポジションを抱えているからといって焦る必要はありません。8月も落ち着いて相場を見ていく方針です。
7月の目標と運用結果
7月の運用結果は、次のとおりです。
- 取引対象をドル円から豪ドル円へ変更
- 月間3.4%のプラス
- 月間目標の3%以上を達成
- 月末の急激な円高により、一部ポジションを8月へ持ち越し
- 資金管理には十分な余裕を確保
目標を達成できたことは、一定の成果として評価できます。
ただし、FX取引では、単に利益が出たかどうかだけでなく、その利益をどの程度のリスクを負って得たのかを確認することも重要です。
7月末には相場が大きく動きました。利益が出ているからといって、資金管理を緩めてよいわけではありません。
今後も、相場が予想と逆方向に動くことを前提として運用していきます。
2026年7月の為替市場
2026年7月の為替市場は、月の前半から後半にかけて円安が進み、月末の急激な円高によって流れが大きく変わった月でした。
主な値動きは、次のとおりです。
- ドル円は一時164円まで円安が進んだ後、月末には157円台まで下落
- 豪ドル円は一時114円台後半まで上昇した後、月末には110円台まで下落
- 日銀、FRB、豪州準備銀行はいずれもインフレへの警戒を維持
- 月末には、日本政府による円買い介入が行われた可能性が高いとみられた
7月中旬までは、日米や日豪の金利差を背景に円安が続きました。
しかし、月末に円が急激に買い戻されたことで、ドル円と豪ドル円はともに大きく下落しました。
7月の為替市場を一言で表すならば、
金利差を背景に円安が進んだものの、月末の円買い介入によって急速な巻き戻しが起きた月
だったといえます。
ドル円の動き
ドル円は7月中、一時164円まで上昇しました。
米国の政策金利が日本よりも高く、日米の金利差が依然として大きかったことが、円売り・ドル買いを支える要因となりました。
ところが、月末には相場が急変し、157円台まで円高が進みました。
短期間で数円単位の値動きが起きたことからも、ドル円が為替介入を警戒しなければならない水準に達していたことが分かります。
豪ドル円の動き
豪ドル円は、一時114円台後半まで上昇しました。
豪州の政策金利は日本よりも高く、日豪の金利差を背景に、豪ドルが買われやすい状態が続いていました。
しかし、月末の円高局面では豪ドル円も大きく下落し、110円台まで戻りました。
豪ドル円は、ドル円と同じように円安・円高の影響を受けます。
それに加えて、豪州の政策金利、物価、資源価格、中国経済などの影響も受ける通貨です。
ドル円よりも確認すべき材料は多くなりますが、その分、金利差や値動きの特徴を生かした取引ができると考えています。
日銀、FRB、豪州準備銀行の動き
日銀は政策金利を1.0%で据え置き
日銀は7月の金融政策決定会合で、政策金利を1.0%に据え置きました。
日銀は、金融政策の正常化と追加利上げの姿勢を維持していますが、7月は追加の利上げを行いませんでした。
日銀が利上げ方向を示していても、米国や豪州との金利差は依然として大きく、円安を止めるには十分ではありませんでした。
その結果、ドル円は一時164円まで上昇しました。
7月末の円高については、日銀の政策変更というよりも、政府による為替介入の影響が大きかった可能性があります。
なお、為替介入を判断するのは日銀ではなく財務省です。日銀は財務省の指示を受け、実際の通貨の売買を執行する立場です。
FRBは政策金利を3.50~3.75%で据え置き
米国の中央銀行に当たるFRBは、政策金利を3.50~3.75%で据え置きました。
米国ではインフレへの警戒が続いており、早期に大幅な利下げを行う状況にはなっていません。
FRBが高い政策金利を維持していることは、ドルの下支え要因となります。
日本の政策金利が1.0%、米国が3.50~3.75%である以上、日米の金利差は依然として大きく、基本的には円よりもドルが買われやすい状況が続いています。
ただし、為替は金利差だけで一方向に動くわけではありません。
政府による為替介入、経済指標、市場参加者のポジション調整などによって、短期間に大きく逆方向へ動くことがあります。
7月末の値動きは、そのことを改めて示したといえます。
豪州準備銀行は7月に政策決定会合なし
豪州準備銀行、いわゆるRBAは、7月には政策金利を決定する会合を開催していません。
政策金利は、6月17日以降、4.35%に据え置かれていました。
日本の政策金利が1.0%であるのに対し、豪州は4.35%です。
この大きな金利差が、豪ドル円を支える要因の一つとなっています。
一方、豪州の政策金利が今後どうなるかについては、豪州の物価、雇用、景気の動向を確認する必要があります。
追加利上げの可能性が高まれば豪ドル高の要因となり、利下げ観測が強まれば豪ドル安の要因となります。
8月の運用方針
8月も、基本的には円安方向を中心に仕掛けを考えます。
取引対象についても、引き続き豪ドル円を中心にする予定です。
ただし、7月末に円買い介入が行われた可能性が高いため、その後の相場の戻り方には注意が必要です。
介入による円高が一時的なものに終わるのか、それとも市場の流れそのものが円高方向へ変わるのかを慎重に見極めます。
8月の運用方針は、次のとおりです。
- 基本的には円安方向で仕掛けを考える
- 円買い介入後の相場の戻りを慎重に確認する
- 引き続き豪ドル円を中心に取引する
- 7月までに目標を上回る利益を確保しているため、無理をしない
- ポジションを保有していても、焦って決済や追加取引をしない
2026年前半から7月までの運用では、当初の目標を上回る利益を確保できています。
そのため、8月に無理をして利益を積み上げる必要はありません。
利益が出ていると、さらに利益を増やそうとして、取引量を大きくしたくなるものです。しかし、そのようなときほど慎重さが必要です。
8月は、「利益を増やすこと」よりも「これまでの利益を大きく減らさないこと」を重視します。
私のFX投資4原則
私がFX取引を行う際の基本原則は、次の4つです。
1.基本トレンドを決めてから仕掛ける
まず、現在の相場の基本トレンドを、円安と考えるのか、円高と考えるのかを決めます。
その方向性に沿って取引を行い、目先の小さな値動きだけで売買方針を頻繁に変更しないようにします。
もちろん、相場環境が変化した場合には、基本トレンドそのものを見直します。
2.仕掛けは1週間単位で考える
仕掛けを考える際は、前週の終値を参考にしながら、1週間単位で取引方針を決めます。
日々の値動きだけを追いかけると、高値で買ったり、安値で売ったりしやすくなります。
そのため、少し長めの視点を持ちながら、仕掛ける水準を考えます。
3.こまめに利益を確定する
為替は、円安方向にも円高方向にも動きます。
一方向に動き続けることを前提にせず、利益が出たときには、こまめに利益を確定します。
大きな利益を一度に狙うよりも、小さな利益を積み重ねることを重視しています。
4.逆方向に動いても破綻しない資金管理を行う
相場の予想が常に当たることはありません。
予想と逆方向に動いた場合でも、資金が尽きたり、強制的に決済されたりしないよう、十分な余裕を持って取引します。
私が最も重視しているのは、この資金管理です。
予想を当てることよりも、予想が外れたときに生き残ることの方が重要だと考えています。
まとめ
2026年7月は、ドル円から豪ドル円へ取引対象を変更し、月間3.4%のプラスとなりました。
目標としていた月間3%以上を達成できたことは、一定の成果といえます。
一方、月末には円買い介入が行われた可能性が高く、ドル円、豪ドル円ともに急落しました。
8月も豪ドル円を中心に、基本的には円安方向で取引を考えます。
ただし、7月までに目標を上回る利益を確保できているため、焦る必要はありません。
相場を完全に予想することはできません。
だからこそ、
- 基本トレンドを決める
- 1週間単位で仕掛ける
- こまめに利益を確定する
- 逆方向に動いても破綻しない資金管理を行う
という4つの原則を守りながら、8月も堅実に取り組んでいきます。
※本記事は、筆者自身の運用結果と相場に対する考え方を記録したものです。特定の通貨、取引方法、金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。FX取引には、為替変動などにより元本を失うリスクがあります。

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