事務所全体のパソコンについては、主にWindowsで動いておりますが、そのうち私だけがMacで動いております。今回は、社会保険労務士・行政書士事務所がMacOS下でどのくらい仕事に使えるのかについてまとめてみました。
何故、Mac OS環境下になったか
Macについては、元々、業務ソフトに対応していなかった(2022年9月現在でもほとんど未対応)ので、Macを社会保険労務士や行政書士の仕事に使おうという発想はありませんでした。
ところが、3年ぐらい前に同僚のS社会保険労務士の影響もあり、またMacでWindowsが動かせるということがわかって、MacBook Proを購入したのがMacに触れるきっかけとなりました。
MacでWindowsが動かせるということがなかったら、MacBook Proを購入することはなかったのですが、それらの事情やその後の変遷については、過去の投稿をご笑覧していただければと思います。
Mac OS下でのパソコン業務
私の場合、パソコンでの業務には主に次のようなものがあります。
- Mail、Internetが使える
- Word、Excel、PowerPointが使える
- Windowsが使える
以前の投稿で3番目の「Windowsが使える」というのは、正確には「業務用ソフトが使える」というのが正しいと考え、今回の投稿より修正させていただきます。
また、「Windowsが使える」ということについても、以前は電子申請ができることと業務ソフトが使えることの二つにしておりましたが、今後は電子申請については分離することにしました。
さらに、私の場合、日常的にはiPhoneとiPadも使用していることもあり、例えばDropbox、Evernote,Notionなどデータや業務の管理に使うアプリについてもMacでも使えるものに収斂させてきました。
したがって、今回の修正等によって、パソコンでの業務には主に次のように整理することができると考えております。
- Mail、Internetが使える
- Word、Excel、PowerPointが使える
- データや業務管理に使える
- 電子申請ができる
- 業務用ソフトが使える
2022年9月時点での評価など
上記の1番目から5番目までの業務について、10点満点で点数をつけるとすれば、次のようになります。もっとも、あくまでも私の業務周辺に関わるものだけですから誤解のなきようお願いします。
- Mail、Internetが使える 10点
- Word、Excel、PowerPointが使える 10点
- データや業務管理に使える 7点
- 電子申請ができる 7点
- 業務用ソフトが使える 1点
1のMail、Internet、2のWord、Excel、PowerPointについては、Windows版とMac版の細かいところでは、違いがあるようですが、社会保険労務士や行政書士という仕事上では、全く問題ありません。
3のデータや業務管理の問題では、昔から使用しているデータベースソフトがMac非対応ということで、7点にしました。このデータや業務管理という部分については、今後点数が上がってゆくと考えています。
4の電子申請については、法務局関連の電子申請ソフトがまだ非対応だったり、e-Govで雇用保険関係でエラーが出たりしているので、3と同じく7点としましたが、今後は、法務局関連次第だと考えています。
5の業務ソフトについては、私が実際に使用している業務シフトは、現時点ではないことから、0点も考えましたが、Mac OSについて今後対応するという業務ソフトもあるということを耳にしたので、1点にしました。
なお、2022年6月と8月時点でのMacOS環境下での電子申請の現状については、下記の投稿をご笑覧していただければと思います。
私のMacは、Windowsでも動作します
2022年9月現在の私のMac環境は、以下の通りです。
- Mac Book Pro 13インチ版(インテル版)
- Mac mini(Apple M1)
それに、Parallels Desktopというソフトを入れてWindowsが使えるようになっています。ただ、Mac Book Proには、Windows10が、Mac miniには、Windows11が入っております。
Windows10が入っているMac Book Proでは、私が使っている業務ソフトは、完全に動きますが、Windows11が入っているMac miniでは、まだ完全ではなく、現時点では、検証中です。
いわゆるM1Macという点とWindows11という点と2重の点で検証が必要となっています。特に、Windows11への対応がまちまちのような気がしておりますが、気のせいでしょうか。
2023年に計画されているメインの業務ソフトのMac対応化が一つのヒントになるとは思いますが、Mac OSで業務ソフトや電子申請が完全対応になる日は、だいぶ先になると考えられます。
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